取扱説明書がない中古ナビ、どうする?
メーカー公式から手に入れる方法
中古で買ったカーナビに、取扱説明書が付いてくることはまずありません。私たちが仕入れる個体も、説明書が入っていたことはほとんどない、というのが正直なところです。ただ、これで困る必要はありません。型番さえ分かれば、メーカーの公式サイトから説明書のPDFを手に入れられるからです。やり方を順にご案内します。
01中古に説明書が付かないのは普通のこと
まず前提として、これは出品者が不親切なわけではありません。カーナビは車に取り付けたまま何年も使う機械なので、説明書は購入時に車の書類入れへ、あるいは家のどこかへ仕舞われ、そのまま行方不明になるのが自然な流れです。売却や下取りのタイミングで本体だけが手元を離れていきます。
ですから「説明書なし」という記載を見ても、それだけで警戒する必要はありません。むしろ正直に書いてある出品のほうが信頼できます。
02型番が分かれば公式サイトで手に入る
カロッツェリア(パイオニア)もケンウッドも、公式サイトに取扱説明書のダウンロードページを用意しています。製品の型番を入力または一覧から選ぶと、PDF形式の説明書が表示され、その場で読めます。紙の説明書と同じ内容が載っているので、機能を調べる用途ならこれで十分です。
探すときは「メーカー名 取扱説明書 ダウンロード」で検索し、必ずメーカー公式のページから入手してください。年式の古い機種でも公開されていることが多く、廃番になった製品の説明書が残っている場合もあります。
03型番はどこを見れば分かるか
手元に本体があるなら、側面や裏面のラベルに型番が印字されています。すでに車に取り付けた後なら、ナビの画面から「設定」や「情報」のメニューを開くと、機種名やバージョン情報を確認できる機種が多いです。
出品ページのタイトルにもたいてい型番が入っています。カロッツェリアの型番の読み方は「サイバーナビの型番の読み方」と「楽ナビの型番の読み方」で詳しく解説していますので、記号の意味が分からないときはそちらもどうぞ。
04説明書があると解決すること
いちばん役に立つのはメニューの階層が分かることです。カーナビは機種ごとに設定項目の場所が違うため、「あの設定はどこにあるのか」を勘で探すと時間を溶かします。説明書の目次から一発で辿れます。
ほかにも、画面に出るエラー表示の意味、対応している音声ファイル形式、端子の名称など、調べても曖昧な情報しか出てこないことが公式に確認できるのが大きな利点です。ネット上には型番違いの情報も混ざっているので、公式の一次情報にあたれる意味は小さくありません。
05それでも分からないときは
説明書を読んでも解決しない、そもそも型番が読み取れない——そういうときは、購入元に聞くのが早いです。当店でも、出品中の機種についてのご質問は実機を確認してお答えしています。初期設定でつまずいている場合は「取り付け後にやる最初の設定5つ」も参考にしてみてください。
ちなみに私たちも、出品前に実機の動作を確認する過程で説明書を参照することがあります。機種ごとの作法は、思っている以上に違う——毎週いろいろな型番に触れているからこそ実感するところです。手元の一台で迷ったら、まず公式の説明書にあたる。遠回りに見えて、結局これがいちばん早い方法です。
よくある質問
Q. 型番がどこにも見当たりません。
本体の側面や裏面のラベルをまず確認してください。取り付け済みで本体を見られない場合は、ナビ画面の「設定」や「情報」メニューに機種名やバージョンが表示される機種が多いです。それでも分からなければ、購入元に問い合わせるのが確実です。
Q. 古い機種の説明書も公開されていますか?
年式の古い機種でも公開されていることが多く、すでに販売終了した製品の説明書が残っている場合もあります。ただしすべての機種が対象とは限らないため、まずはメーカー公式のダウンロードページで型番を検索してみてください。
Q. 紙の説明書は入手できますか?
メーカーや販売店に相談すると取り寄せできる場合があります。ただ、機能を調べる目的であればPDFで十分なことがほとんどです。スマートフォンに保存しておけば車内でも確認できます。