サイバーナビの型番の読み方
CL・CW・CZの意味と世代の見分け方
検品台にサイバーナビが並ぶ日、私たちは箱を開ける前から中身の見当がついています。型番を見れば、画面サイズも世代もだいたい分かるからです。「AVIC-CL902」——この短い文字列は、実は仕様書のようなもの。今日はカロッツェリアの最上位機、サイバーナビの型番の読み方を解説します。「楽ナビの型番の読み方」の姉妹編としてどうぞ。
01最初のアルファベット——CL・CW・CZは「画面サイズと取付枠」
「AVIC-」に続く最初の2文字が、いちばん実務に直結する情報です。
- CL=8V型の大画面モデル(ラージサイズ)
- CW=7V型・横200mmのワイドサイズ
- CZ=7V型・横180mmの標準サイズ
違いは画面の大きさだけではなく、車側の取付スペース(取付枠)に合うかどうかに直結します。同じ7V型でも、CWとCZでは横幅が2cm違い、車側の開口部に合わなければ取り付けられません。数字より先に、まずこの2文字を見てください。冒頭の「AVIC-CL902」なら、8V型の大画面で900番台世代の一台——と、ここまで読めるようになると、出品ページの理解が一気に速くなります。
02数字は「世代」——大きいほど新しい
アルファベットの後の数字は世代を表します。同じ数字帯が同世代で、たとえばCL900・CW900・CZ900は画面サイズ違いの兄弟機、というイメージです。そして数字が大きいほど新しい世代、というのが基本の読み方(あくまで目安なので、正確な発売時期は個体ごとにご確認ください)。世代が新しいほど、収録されている地図も新しい傾向があります。
03中古で狙うときの最重要ポイント——最多の失敗は「サイズ間違い」
中古ナビ売買でいちばん多い失敗は、性能でも価格でもなくサイズの取り違えです。8V型のCLは取り付けられる車が限られますし、200mmワイドのCWを180mm枠の車に付けることはできません。憧れの大画面を落札したのに車に入らない——これは本当にもったいない。購入前に、いまの車の取付枠のサイズを必ず確認してください。確認の仕方は「サイズと型番の読み方」にまとめています。あわせて、地図年式と付属品(電源配線・GPSアンテナ・マイクなど)の有無も総額を大きく左右します。サイバーナビは世代によって付属品の点数が多いこともあり、欠品があると買い足しに手間がかかります。出品ページの付属品欄は、じっくり読み込んでください。
04どの世代を選ぶか——予算と地図年式のバランス
新しい世代ほど地図が新しく機能も充実しますが、そのぶん価格も上がります。逆にひと世代・ふた世代前なら、サイバーナビの持ち味である自車位置の粘りや音質はそのままに、ぐっと手頃になる。このバランスの取り方が中古選びの醍醐味です。そもそもサイバーナビの何がすごいのかは「サイバーナビは何がすごいのか」で、楽ナビとどちらが自分に合うかは「サイバーナビと楽ナビの違い」で解説しています。予算に迷ったら、まずこの2本を読んでからでも遅くありません。ちなみに当店はカロッツェリア・ケンウッド専門店で、サイバーナビは主力のひとつ。検品ではタッチパネルの四隅までの反応・TV受信・音声出力・ディスク機構を確かめ、初期化してから発送しています。
よくある質問
Q. CLとCWの違いは画面サイズだけ?
画面サイズと取付枠のサイズが違います。同世代なら中身の機能はほぼ共通のことが多いですが、細かな仕様は個体・年式ごとにご確認ください。選び分けの基準は「自分の車に入るかどうか」です。
Q. 古い世代を安く買うのはアリ?
アリです。ただし地図年式とセットで考えてください。本体が安くても地図が古すぎると更新費用がかかり、総額で逆転することがあります。
Q. 楽ナビとの見分け方は?
型番が目安になります。サイバーナビはAVIC-CL/CW/CZ、楽ナビはAVIC-RL/RW/RZなどRから始まる型番が一般的です。世代により例外もあるため、正確には型番検索でご確認ください。