カーナビのBluetoothでできること
ハンズフリー通話と音楽再生、最初の設定
取り付けを終えたお客様から後日いただく感想で、意外に多いのがこれです。「ナビも便利だけど、Bluetoothがいちばん生活が変わった」。電話がハンドルを握ったまま受けられて、スマホの音楽が車のスピーカーで鳴る。毎日乗るたびに使う機能だから、満足度が高いんですね。今日は、カーナビのBluetoothでできることと最初の設定の話です。
01いちばん毎日使うのは、案内よりBluetoothかもしれない
カーナビの主役はもちろんルート案内ですが、案内が必要なのは知らない道を走る日だけ。一方のBluetoothは、通勤でも買い物でも、車に乗るたびに働きます。中古ナビを選ぶときに「Bluetooth対応かどうか」を気にされる方が多いのも納得です。対応の有無は年式やモデルによるので、選ぶ段階で確認しておきましょう(選び方の基本は「中古カーナビの選び方」)。
02できることは大きく2つ——通話と音楽
ハンズフリー通話:スマホをポケットやカバンに入れたまま、着信にナビ画面のボタンで応答し、車のスピーカーとマイクで通話できます。マイクはナビに付属する小さな部品で、ハンドルコラムやサンバイザー付近に取り付けるのが定番。マイクの位置で相手の聞き取りやすさが変わるので、運転席の口元に向けて付けるのがコツです。
音楽のワイヤレス再生:スマホの音楽アプリの音を、ケーブルなしで車のスピーカーから再生できます。曲送りや一時停止をナビの画面から操作できるモデルも多く、一度使うと戻れない快適さです。
03最初のペアリング——手順の「一般形」
機器同士をお互いに登録し合う作業を「ペアリング」と呼びます。細かい画面はモデルごとに違いますが、流れはだいたい共通です。
- ① ナビ側の設定メニューで「Bluetooth」「機器登録」などを選び、登録待ちの状態にする
- ② スマホのBluetooth設定画面を開き、表示されたナビの名前を選ぶ
- ③ 両方の画面に出る番号が一致していることを確かめて、登録完了
ボタンの名称や画面の場所はモデルによって違うので、うまくいかないときは「機種名+Bluetooth 登録」で検索するか、説明書をご覧ください。一度登録してしまえば、次からはエンジンをかけるたびに自動でつながります。
04つながらないときの定番チェック
長く使っていると「急につながらなくなった」が起きることがあります。定番の対処はこの順番です。
- 一度削除して登録し直す——ナビ側とスマホ側、両方の登録を削除してからやり直すのがポイント。片方だけ消すと古い情報が残って失敗しがちです
- 登録台数の上限を確認——登録できる台数には上限があります。家族のスマホや昔の機器で枠が埋まっていたら、使っていない登録を削除してください
- スマホを再起動する——単純ですが、これで直ることも多いです
05中古ナビならではの注意——前の持ち主の登録が残っていることがある
中古ナビでは、前の持ち主のスマホ登録や電話帳の転送データが残っている個体があります。登録枠を圧迫しますし、なにより気持ちのいいものではありません。残っていたら、使い始める前に設定メニューの初期化で消してしまいましょう。
よくある質問
Q. 音楽は再生できるのに、通話ができない
Bluetoothの中では、通話と音楽が別々の接続(プロファイルと呼ばれます)として扱われるため、片方だけつながることがあります。スマホのBluetooth設定でナビの名前を開き、「通話」「オーディオ」の両方が有効になっているか確認してください。また、ハンズフリー通話にはマイクの接続が必要です。中古ではマイクが付属しない個体もあるので、購入時に付属品欄をご確認ください。
Q. 2台目のスマホを使うには?
同じ手順で追加登録すれば、複数台を登録して切り替えて使えます。登録台数には上限があるため、いっぱいの場合は使っていない登録を削除してから。同時に接続できる台数はモデルによって違います。
Q. Bluetoothがないナビで音楽を聴くには?
USB端子やAUX(外部入力)端子があれば、USBメモリやケーブル接続で音楽を楽しめます。スマホの映像ごと車で楽しみたい場合は、HDMI入力付きのナビという選択肢もあります(「HDMI入力でできること」)。