中古ナビのリコール・無償修理
買う前に型番で調べる方法
中古のカーナビを買うとき、いちばん不安なのは「この個体、本当に大丈夫なのか」という点だと思います。私たちは出品ページに「リコール対策済み」と記載することがありますが、では何を確認してそう書いているのか。買う側が自分で調べる方法とあわせて、開示しておきます。
01カーナビにもリコールや無償修理がある
車そのもののリコールは知られていますが、カーナビ単体でも、メーカーが不具合を公表して無償で修理や交換に応じることがあります。内容はさまざまで、特定条件で動作が不安定になる、地図データに問題がある、部品の経年で不具合が出る、といったものです。
大切なのは、該当機種イコール危険な機種ではないということ。対策が済んでいれば通常どおり使えますし、メーカーが問題を公表して対応しているのは、むしろ誠実な姿勢とも言えます。
02メーカー公式で型番から調べる
調べ方はシンプルです。メーカーの公式サイトに、重要なお知らせやサポート情報をまとめたページがあり、対象機種の型番が一覧で公表されています。手元の型番、あるいは購入を検討している出品の型番と照らし合わせるだけです。
検索する際は、必ずメーカー公式のページで確認してください。個人のブログや掲示板の情報は、型番違いや古い情報が混ざっていることがあります。型番の読み方が分からない場合は「サイバーナビの型番の読み方」を参考にしてください。
03「対策済み」かどうかをどう見るか
対象機種だと分かったら、次はその個体が対策を受けているかです。ここは外から見て一目で分かるとは限りません。対策品であることを示すシールが貼られている場合もあれば、製造番号(シリアル)の範囲で判断する場合もあり、機種によって異なります。
確実なのは、型番とシリアル番号を控えてメーカーに問い合わせることです。中古で入手した個体でも、対象かどうかは番号で判断できます。私たちも判断に迷う個体はこの方法で確認しています。
04出品者への聞き方
いちばん手っ取り早いのは、出品者に直接聞くことです。ただ、聞き方によって返ってくる情報の質が変わります。「リコール大丈夫ですか?」より「型番◯◯について、対策済みか確認されていますか?シリアルは分かりますか?」のほうが、出品者も具体的に答えられます。
誠実な出品者なら、分かる範囲で答えてくれるはずです。逆に曖昧な返答しか返ってこない、あるいは返事がない場合は、入札を見送るのも立派な判断です。質問のコツは「ヤフオクで中古ナビを安全に買う」にもまとめています。
05当店が確認していること
私たちは仕入れた個体について、型番をもとに公表情報を確認し、該当するものがあれば出品ページに記載しています。あわせて全品で動作確認(タッチパネルの四隅、テレビ受信、音声出力、ディスク機構)と初期化を行ってから発送しています。
もうひとつ見ているのが、過去に修理や部品交換を受けた形跡があるかという点です。ネジやシールの状態から推測できることがあります。もちろん断定はできませんが、気づいたことは出品ページに書くようにしています。買う側にとっては、判断材料が一つでも多いほうがいいはずですから。
とはいえ、確認には限界もあります。分からないことは分からないと書く——それが中古を扱ううえで最低限の誠実さだと考えています。購入時の総合的なチェック項目は「中古カーナビ購入の完全チェックリスト」にまとめてあります。
よくある質問
Q. 対策済みかどうかが分かりません。
型番と製造番号(シリアル)を控えて、メーカーの相談窓口に問い合わせるのが確実です。外観や画面表示だけでは判断できない場合が多いため、番号で確認するのが一番早い方法です。
Q. 中古で買った個体でも無償修理を受けられますか?
メーカーの対応内容によりますが、所有者を問わず対象機種であれば応じてもらえる場合があります。対応期間が設定されていることもあるため、まずはメーカーの公表情報を確認してください。
Q. 対象機種は買わないほうがいいですか?
対策が済んでいれば通常どおり使えることがほとんどです。対象機種であること自体より、その個体が対策を受けているかどうかを確認できるかが判断のポイントになります。