カーナビの取り付け、どこに頼む?
持ち込み取り付けの探し方と工賃の考え方
当店でナビを買っていただいたお客様から、一番多くいただく質問。それは機能でも配線でもなく、「取り付けはどこに頼めばいいですか?」です。ネットで本体をお得に買えても、取り付けの当てがないと総額が読めない——もっともなご心配です。持ち込み取り付けの探し方と、工賃の考え方を整理します。
01選択肢は4つ——それぞれの持ち味
ネットで買ったナビ(=持ち込み)の取り付け先は、大きく4つあります。
- カー用品店——店舗が多く頼みやすい定番。ただし持ち込み品の扱いは、歓迎する店・受けない店・工賃が変わる店と温度差があります
- 整備工場・電装店——車検やタイヤでお付き合いのある工場は意外な穴場。持ち込みに柔軟なことが多い印象です
- 出張取付サービス——自宅の駐車場まで来てくれるサービスも増えています
- DIY——条件次第では現実的です(後述)
どれが正解ということはありません。「持ち込みOKで、その車種の作業に慣れているところ」が、あなたにとっての良い依頼先です。当店はナビ本体の専門店で取り付けは行っていないぶん、中立な立場でこの整理をお伝えしています。
02工賃の考え方——「何を含むか」で変わる
工賃は一律ではなく、作業の中身で変わります。本体の入れ替えだけか。フィルムアンテナの貼り替えを含むか。バックカメラなどの接続はあるか(「バックカメラの基礎知識」)。そして車種——ダッシュボードの分解に手間がかかる車は、その分だけ上がります。
相場として断言できる金額はありませんが、「本体交換のみ」と「アンテナ・カメラ込み」では金額が変わるのが普通、とだけ覚えておいてください。だからこそ、作業内容を伝えたうえでの事前見積もりが何より大事です。できれば2か所で見積もりを取って比べると、おおよその適正ラインが自然と見えてきます。
03電話で聞くこと——この3点でスムーズに
候補の店に電話するときは、次の3点を押さえると話が早いです。
- 持ち込みの取り付けを受けているか——まずここから。受けていなければ次の店へ
- ナビの型番と、車種・年式——これで作業の見当を付けてもらえます
- フィルムアンテナの貼り替え込みか——中古ナビでは新品への貼り替えが基本です(「フィルムアンテナの基礎知識」)
04DIYの現実的なライン
いま社外ナビが付いている車で、同じような社外ナビに載せ替えるだけなら、配線の多くを流用できるためDIYの難易度はぐっと下がります(「本体だけ交換できる話」)。
一方で、初めての取り付け、内装の分解に不安がある、カメラやアンテナの新設を伴う——こうした場合はプロに任せるのが結局お得です。内装の爪を折ったり配線を間違えたりすれば、節約したはずの工賃より高くつきます。「本体は賢く中古で、取り付けは確実にプロで」という組み合わせは、総額で見てもバランスの良い選択だと思います。迷ったら、まず1本電話を。前述の3点セットを伝えれば、あとはお店側が判断してくれます。
よくある質問
Q. 持ち込みだと工賃は高くなりますか?
店によります。通常どおりの工賃で受ける店、持ち込みは割増になる店、そもそも受けない店とさまざまです。電話の最初に確認してしまうのが早く、割増だとしても本体を中古で抑えた分を含めた総額で比べれば、十分安く収まることも多いです。
Q. 取り付け時間はどれくらいかかりますか?
作業内容と車種によって大きく変わります。本体の入れ替えだけなら比較的短時間、フィルムアンテナの貼り替えやバックカメラの接続を含むと長くなる、という一般論に留めますが、予約時に目安時間を聞いておくと当日の予定が立てやすくなります。
Q. 自分で古いナビを外して、本体だけ持ち込むのはアリですか?
工賃の節約になる場合もありますが、外すときに「どの配線がどこにつながっていたか」の情報が失われると、かえって作業が増えることがあります。外すなら配線の写真を撮りながら。不安があれば、取り外しから店に任せるのが無難です。